こんにちは！ いつもRTAGamersをご覧いただき、ありがとうございます。
3月になり、温かい日が増えてきましたね。春の訪れを心待ちにしていた人もいれば、特定の樹木をこの世から消し去りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
全ての人が心穏やかに過ごせる春が来るといいですね。
そんな2021年2月、RTAGamersには16件の記事が投稿されました。
どんな記事が投稿されたのか、さっそく振り返りましょう！
月刊RTAGamersとは？
RTAGamersの記事を誰よりも読み込んでいるテキストチェック担当者が、1カ月に投稿された記事を紹介する定例記事（毎月第1日曜日更新）です。
読みそびれた記事がある人はもちろん、どの記事も欠かさず読んでいるというヘビーユーザーも要チェック！
友情パワーだけでないクル・ヌ・ギ・アの魅力 ～今月のスマッシュヒット～
テキストチェック担当者が、「特に読んでもらいたい！」と個人的に太鼓判を押す記事を紹介する「今月のスマッシュヒット」。
今月取り上げるのは、19日投稿、「友情パワー」でおなじみの「神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」のRTAを紹介する記事です。
特に大々的に発表しているわけでもなく細々とRTAを行っており、昨年ですと3作品でRTAのWR（世界記録）を更新しました。
私に言わせれば「割と面白い」という評価に落ち着きますし、本作の評価を汚名返上すべくキャラクターのレベルを最大まで上げるやりこみを行う方が現れたり、いかに早くゲームをクリアできるのか試すべくRTAを行う方も複数名存在します。
はっきり言って敵からの逃走はハイリスクローリターンで恩恵がほぼないのですが、敵を倒しすぎると物語後半になってから敵を一撃で倒せなくなってしまうのです。
名前を聞いてもピンとこない人でも、「友情パワー」と聞けば分かるのではないかと思われるほどある意味で有名な今作。Kusoge of the RTAでも披露されたので、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
いわゆる「クソゲー」の扱いを受けている今作ですが、ゲームとしての魅力がないわけではないと語るのは、本作の世界記録保持者（2020年6月に世界記録更新）です。
一体このゲームのどこが筆者を惹きつけるのか、このゲームで好タイムを出すには何が必要なのか、クル・ヌ・ギ・アRTAの全てが分かる記事です。皆さんも走ってみてはいかがですか？
光あれば闇あり RTA紹介記事
いつの時代も、RTA走者は新たな走者を求めるもの。このRTAGamersにも、そんな走者たちの手によって、「布教」を目的とした記事が日々投稿されています。
この技は、2つのバグ技を組合わせて発見されたものです。『大化の改新』というユーモラスな名前は、ベースとなった技の1つ『飛鳥文化アタック』の発展形ということで、一動画に付けられたコメントが発祥です。
2018年、『大化の改新』に革命が起こりました。それまで1F技だったものが、新たなセットアップを加えることで、ほぼ確実に成功する技へと変貌を遂げたのです。
1日投稿の記事では、「スーパードンキーコング」の有名なバグ技、一度聞いたら忘れられないインパクトを放つ「大化の改新」の進化の軌跡を紹介しています。
飛鳥文化アタックとともに、スーパードンキーコングではよく知られているバグ技の1つである大化の改新。1フレーム技だったこの技が、サルでもできるようになったきっかけとは……！？
本作は、Level Skipと呼ばれる仕様があります。これは、同じステージで4回ミス（体力が0になること）をすると、今いるステージをスキップすることができる仕様です。
敵が動かない場合は楽ですが、動く場合は厄介です。敵の動きに合わせてカービィを動かす技術が求められます。
こちらは2日投稿の記事。WiiU専用ソフト「タッチ!カービィ スーパーレインボー」のAny%で使われるテクニックを紹介しています。
この記事の一番の見どころは、カービィを犠牲にしてタイムを短縮するLevel Skipという仕様です。犠牲になったカービィは驚異の96人。タイムは命よりも重いのです……。
それでも、「かっこいいパズルゲームを走れるようになりたい！」と思う人におすすめなのが、スタイリッシュ一筆書き計算パズルゲーム、EQUALINEです。
もっと厳密に言えば、足し算と引き算は小学1年生、掛け算は2年生、割り算は3年生で学習するので、小学校高学年の子どもでも遊べます。（参考：小学校学習指導要領解説 | 文部科学省）
10日投稿の記事では、スタイリッシュ計算パズルゲーム「EQUALINE」のRTAを紹介しています。
四則計算を使ったゲームなので誰でも走れる！……かと思いきや、筆者はまだ通常プレイですら完走できていません。計算ができる皆さんの挑戦をお待ちしています。
しかし、パズルゲームが苦手でも、パズルゲームは走れます。極端な話ですが、ゲームの選び方によっては、通常プレイが全くできないレベルでもRTAができます。
その結果、RTAでは「答えを見ながらいかに素早く入力できるか」を競う、パズルゲームとは到底思えない競技と化しています。
続けてこちらもパズルゲーム関連記事。18日投稿、「RTAを始めるために」シリーズ第4弾のパズルゲーム編です。パズルゲームが苦手でも走れる方法と、おすすめのタイトルを紹介しています。
「パズルゲームとは一体……？」というRTAばかり紹介していますが、これを機にパズルゲーム走者が増えればいいなと願っております。
マリオパーティ5といえば、みんなでワイワイ楽しむパーティーゲームですね！そんなマリパ5のストーリーモードは、おひとり様専用モードとなります。
一発通しにおいては、1時間を切れば豪運の持ち主と恐れられます。
25日投稿の記事では、「闇のRTA」との呼び声も高い「マリオパーティ5」のストーリーモードのRTAを紹介しています。
全てが運任せの恐ろしいRTAですが、どうしたら速くクリアできるのかを分かりやすく解説してくれています。全5回の連載とのことなので、次回も楽しみですね。
1年の振り返りからイベントレポートまで RTAを幅広く知ろう
RTAGamersに掲載される記事は、特定のゲームのRTAを紹介するものだけではありません。走者に向けたお役立ち情報など、気になるコンテンツも満載です。
この記事を書いていた当時は、「話題に事欠かないのは今年(2019年)が最後になるかもしれないなあ」なんて思っていたのだが――。
翌年の2020年も、いくつかの快挙が成されたり、目隠しRTAに注目が集まったりと、2019年に劣らないぐらい盛り上がった年だったのである！
13日投稿の記事では、もはや知らない人はいない大人気タイトル「スーパーマリオ64」のRTAで、2020年に起きたさまざまな出来事をまとめて紹介しています。
16枚の世界記録更新だけでなく、記録や新ルート、賞金やエンタメまで多いに盛り上がった2020年のマリオ64RTA。2021年も既に快挙が複数達成されているとのことで、目が離せません！
SPEEDRUN REPORTS LIBRARYは、事前に掲載の許可をいただいたRTA走者の方や関わった皆様の参加レポート、RTAチャート記事、できれば将来的にSpeedrunにまつわる活動報告やブログなどのアンテナ記事にならないかと思い始めた試みです。
23日投稿の記事は、「SPEEDRUN REPORTS LIBRARY」の第2弾。RTA in Japan 2020のレポートやチャートなど、個人ブログに投稿されたRTA関連記事を紹介しています。
ネットの広大な海に漂うRTA関連記事をまとめて読めるのは、とっても助かりますね。ちなみに、テキストチェック担当の筆者のブログも紹介していただきました。ありがとうございます。
知ればイベントがもっと楽しい イベント情報
RTA界隈が活発になっている今日では、毎週末のようにRTAのイベントが開催されています。RTAGamersでも、そんなRTAイベントに関する記事を掲載し、見どころを紹介しています。
昨年2月に行われた「不思議のダンジョンRTAフェス」が今年も開催されます！
ただでさえ入手するアイテムのランダム性が高い不思議のダンジョン系のストーリーRTAでは、運のブレ幅に左右されにくい安定チャートの作成力、展開によって最適な判断を選択するアドリブ力の両方がタイム短縮の鍵になります。
11日投稿の記事では、大盛り上がりのまま幕を閉じた第2回不思議のダンジョンRTAフェス（2月12日～14日開催）の概要と、全採用作品を紹介しています。
全作品の分かりやすい説明は、アーカイブ視聴のおともに最適です。どうやら第3回もあるようなので、今のうちに不思議のダンジョンシリーズのRTAを覚えておくのもいいかも……？
『裏白駅伝』直後には新年の恒例行事『初日の出杯』もある。これは「白蛇島」打開後の山頂の景色を初日の出に見立て新年の抱負または去年の懺悔を述べるというイベントであり、2009年に初めて開催され現在も続いている。
また、割ると落とし穴を作れる底抜けの壺は裏白蛇では数ターンで次階層へ進める神アイテムだが、白蛇島ではゴミである。
こちらも同じく不思議のダンジョンRTAフェス関連。11日投稿、「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝『女剣士アスカ見参！』for Windows」の白蛇島レースを紹介する記事です。
今作を知らない人にも分かりやすい説明を読めば、きっとレースがもっと楽しめるはず！ 白蛇島レースのアーカイブはもちろん、せっかくなので裏白蛇レースのアーカイブもどうぞ。
「BootCamp」という名前には、イベント参加が初めての人や新しいRTAを始めたばかりの人でも、訓練場として気軽に参加できるイベントでありたいとの思いが込められています。
ここからはRTA BootCampの記事を2件紹介します。5日投稿の記事では、第13回RTA BootCamp（2月23日開催）の走者の募集を行っています。
今回はなんと、当イベント2回目の長時間回！ 正午から12時間、たっぷりじっくりRTAを楽しみましょう！
24日投稿の記事では、3月14日に開催される第14回RTA BootCampの走者募集を行っています。
走者募集はすでに締め切られてしまいましたが、イベントはこれから開催されますので、ぜひご覧ください！
こっちもよろしくね！ 「RTA Radio 略して、あるらじ！」関連記事
RTAに関するゲストを招いたトークや、RTAGamersとの連携で、RTAに関するさまざまな情報を提供する「RTA Radio 略して、あるらじ！」。RTAGamersでも、まとめ記事を掲載しています。
とよまな「なんでジャンプし続けるんですか？」
らー油まん「それはもう、姫がいるからですかね。」
3日投稿の記事では、Jump KingのRTAでおなじみのらー油まんさんをゲストに招いた第29回放送の模様を紹介しています。
今回のまな聴さん、とても良いことを言っています。ぜひ最後まで読んでください。
例えばドラクエなら道具管理の最適化をしてこっちが何秒はやいとか、歩き方でもこっちを歩けば敵と遭遇率が何％低いとか数値化をします。効率化をするうえで確率の情報が必要になるので、ゲームの仕様を把握するために解析を行ったりもします。
続いて11日投稿の記事では、ドラゴンクエストシリーズや剣神ドラゴンクエストのRTAでおなじみのMaruさんをゲストに招いた第30回放送の模様を紹介しています。
今月のあるらじ！記事のクリップアワーは、音量に注意していただきたいクリップが連続しています。お使いのデバイスの音量をご確認のうえご視聴ください。
人がやってるスーパーマリオブラザーズ3を見て、これ人がやってるわけないだろって思ってたんですよ。どっかのタイミングで人がやってると知って、感銘を受けたのと実際に自分でもやってみたいなと思って始めました。
こちらは26日投稿の記事。スーパーマリオワールドやスーパーマリオブラザーズ3のRTAで輝かしい記録を残すまいばさんをゲストに招いた第31回放送の模様を紹介しています。
第29回とはうって変わって、今回のまな聴さんはただの宣伝ですね。まな聴さんが言うくらいですから、スーパーマリオワールドはとても走りやすいゲームということでしょう。
編集後記
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
RTAGamersでは、情報を発信したいRTA走者が集まって、各々自分が書きたい記事を書いています。
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