前回の記事にて、少しだけ触れたボスとの戦い方を今回は解説していきたいと思います。
また、本記事では本編プレイ済の方を想定しています。そのため専門用語について詳しい説明は省きますのでご了承をお願いします。
スムーズに倒すには?
前回少し触れましたが、ボス戦では敵の残り体力が半分以下になると『忍転身』を行います。
忍転身をされてしまうと体力が全回復してしまうだけではなく、無敵技である秘伝忍法を使ってくるようになり、受け身の行動が速くなりコンボ等が上手く入らなくなります。
この忍転身をどれだけされずにクリアをしていくか、これがタイムに大きく直結します。
忍転身をされないために
忍転身をされないように戦う方法はいくつかあります。順番に説明していきましょう。
忍転身をされない体力から秘伝忍法で一気に倒す方法
敵の体力が半分以下になったら忍転身を行いますが『秘伝忍法の演出中は忍転身をしません』。
上のように秘伝忍法で一気に体力を削り切ることにより、忍転身をされることなく倒すことが可能です。
しかし、秘伝忍法を使ってもダメージが4割以下しか削れない場合もあります。
敵を空中に浮かせて削る方法
これは『飛翔乱舞』と呼ばれるコンボで、敵を飛ばして空中で追撃するコンボです。これで秘伝忍法で倒せる圏内まで削り、ジャンプでキャンセル、秘伝忍法で倒します。
この方法の注意点が2つあります。
飛翔乱舞の注意点
1つ目は飛翔乱舞でループが出来る回数がスタイルによって決まっています。RTAでは命駆を使うので『3ループ』までとなり、3ループ目の最後は叩きつけをします。
この時、叩きつけのダメージが入る前の地面が付いた瞬間に忍転身をされてしまう可能性があります。
叩きつけには移行せず、ジャンプでキャンセルして地上で秘伝を使って倒しましょう。
2つ目の注意点として、壁際で行うと高度が下がるところです。
基本的に高度は上がって行くものなのですが、壁際等では下がってしまいます。飛翔乱舞のコンボ中であっても地面に着いてしまうと忍転身されてしまう恐れがあります。飛ばす先に障害物が無い方向に飛ばす事で防ぐことが出来ます。
キャラクターによってこのコンボの始動方法が変わるのでその点に関してはステージ毎の解説でやります。
状態異常を使う方法
このゲームにはいくつかの状態異常があります。
その中の『麻痺』『凍結』の時は忍転身をされることがありません。
麻痺を駆使した倒し方
凍結を駆使した倒し方
一部のキャラクターでは秘伝忍法により敵を状態異常にさせる事が可能です。
それを上手く当て続けることにより忍転身をされずに倒しきることが出来ます。
アイテム『変り忍玉』を使う方法
特殊アイテムである『変り忍玉』を使うと、変わり身が出現します。
変わり身が出現している間は変わり身に敵が向かっていきます。そして、ヘイトが向いている間は忍転身されません。
上の動画ではエリア外で変り忍玉を使っています。その変わり身に向かって走り続けているのが分かると思います。
ただし、このやり方が出来るステージは殆ど無いので番外編、と理解してください。
リミットブレイク対策
このゲームのシステムとして格闘ゲームなどでよく見られる喰らい抜けがあります。リミットブレイクと呼ばれるもので、ダメージを受けて仰け反っている状態でも使用可能です。敵を吹き飛ばすことが出来るため、色々なリカバリーとして使います。
勿論敵も使ってきます。特に先に紹介した飛翔乱舞を使って体力を減らしている時によく使われます。
リミットブレイクをされた際、一番気を付けないといけないことは『空中で受け身を取ってはいけない』と言うことです。
上の動画の場合、秘伝忍法を使えばあとは倒せる。という状態ですが受け身を取ってしまったため、着地が間に合わず忍転身されるケースです。
秘伝忍法はダウン中であったとしても使用可能ですので、リミットブレイクを受けたときは落ち着いて着地を待ちましょう。
リミットブレイクは忍転身前なら体力5割以下にならないと基本的に使ってきません。リミットブレイク発動時に体力も減る為、殆どの場合はこの方法で対策可能です。
しかし、極まれに秘伝忍法で返しても倒しきれない敵もいます。
どうしようも無いように思えますが、実は敵の発動するリミットブレイクは制御が可能です。
敵のリミットブレイク発動は乱数ではなく、一定の体力になった時となっています。
一定の体力『以下』ではないのがミソで、少し変更するだけで調整が出来たりします。
分かりにくいですが、上の動画では気絶してから弱攻撃を入れた回数を調整しています。
弱攻撃を一回多く入れるだけでリミットブレイクが発動しなくなります。
逆にステージによってはリミットブレイクが発動するのを前提に倒したりもします。
忍転身されてしまったら
忍転身されないのが一番ですが、このゲームではボスが複数同時に戦う場面があります。下手に巻き込んだり、一人にしか当たらなかったりと調節が上手く出来ず忍転身されてしまいます。
それ以外にも、勝負開始と同時に忍転身をする『バグ転身』と呼ばれる現象があります。
特に上の動画のステージでは体感6割ぐらいでバグ転身を行います。現在このバグの回避方法は発見されていません。
このステージは後半ステージのため、リセット前提で走るのは難しいので忍転身後の戦い方は覚えましょう。
秘伝忍法でダメージを稼ぐ
一番いいのは必殺技である秘伝忍法で削ることです。
特にゲージがある時にはバンバン使っていきましょう。しかし、秘伝忍法を使うのにも少々注意が必要になります。
秘伝忍法について
秘伝忍法には無敵が存在します。秘伝忍法がお互い同時に発動した場合、双方無敵でダメージ無しとなってしまいます。
しかし、これはお互いに同じ強さの秘伝忍法を使っているため起きる現象です。
秘伝忍法の優位性
秘伝忍法には3種類の技があります。
それぞれL1+□or△or〇で発動可能ですが、対応ボタンにより消費ゲージが変わります。
□で出す必殺技は巻物ゲージ1本消費で『秘伝忍法』と呼ばれます。
△で出す必殺技は巻物ゲージ2本消費で『超秘伝忍法』と呼ばれます。
〇で出す必殺技は巻物ゲージ5本消費で『絶秘伝忍法』と呼ばれます。
基本的には無敵の必殺技ですが、上位の秘伝忍法に対しては無敵はありません。
つまり、□で出す『秘伝忍法』は△で出す『超秘伝忍法』及び〇で出す『絶秘伝忍法』で潰すことが可能です。
上の動画では秘伝忍法を超秘伝忍法でカウンターをしている様子です。
ストーリー初回の難易度ではコンピュータは秘伝忍法しか使ってくることがないため、超秘伝忍法や絶秘伝忍法を使うことにより無敵で避けられることを防げます。
また、敵が秘伝忍法を使っている時は超秘伝忍法や絶秘伝忍法をカウンターで当てるチャンスと覚えておくといいでしょう。
巻物ゲージが無い時
秘伝忍法を使うと速いのですが、ゲージが無いということもあります。
この時に敵に秘伝忍法を使われてしまうと、避ける以外の選択肢がなく、無敵時間が切れるのを待つしかありません。
秘伝忍法を使われない方法として『飛翔乱舞』を使う手があります。地上でしか秘伝忍法が出せない為、空中でダメージを与えようと言う方法です。
また、飛翔乱舞でゲージを回収でき、そのまま秘伝忍法でダメージを与えることが出来ます。
この方法は上記の『飛翔乱舞を駆使した忍転身回避方法』と同じ要領ですが少し注意が必要です。
忍転身後は受け身行動が速くなってしまうため、同じやり方をすると無敵で外してしまうことがあります。
これを防ぐために、受け身行動を待ってから秘伝忍法を出しましょう。
受け身攻撃を秘伝忍法の無敵で避けるような感じで使うと丁度いいです。
一見難しそうに見えますが、タイミングは毎回同じですので慣れてしまえば簡単です。
慣れないうちはガードをしてから秘伝忍法を使うといいかもしれません。
ゲージがある時は秘伝忍法を、ゲージが無い時は飛翔乱舞を。
これさえ覚えれば忍転身をされてしまっても迅速に対処が可能です。
終わりに
長く、解説する事項も多くなってしまって把握しきるのは大変だと思います。
最初から全てを把握するよりはご自身でプレイされてみて『アレ?』と思ったらこの記事を振り返って見てください。
もし、この記事でも分からないことがあればいつでも聞いてください。
次回からはステージ毎の解説になります。
最初のステージからいきなり壁抜けをするのでご期待ください!
(記事内の動画は全てPS4実機にてキャプチャしたものです)
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