11月1日より、スーパーマリオランド2 6つの金貨 Any% Glitchlessの
世界トーナメントが開催されます！
配信先：https://www.twitch.tv/speedgaming 本部：https://challonge.com/ja/sml2_6gc
スーパーマリオランド2 6つの金貨 Any% Glitchless とは
はじめに、スーパーマリオランド2 6つの金貨とは、1992年に任天堂がゲームボーイより発売した携帯機マリオシリーズの2作目です。中でも、今回トーナメントで走るAny% Glitchlessは、走者が100人を超える最も人気のあるカテゴリとなっています。
レギュレーションについては、Glitchlessの名の通りバグを使用することは禁止されています。一部隠しゴールを駆使してコーススキップを行い、なるべく早くラスボスであるワリオを倒すのが目的となります。
今年の5月に、過去5年間守り続けられていた世界記録が別の走者により塗り替えられました。その後、示し合わせたかのように各マリオ界隈のトップ層が参入し、更新合戦が勃発。5月から10月までにWRが10回以上更新され、記録も10秒以上縮むという今とても熱いゲームとなっています。
SRC：https://www.speedrun.com/sml2#Any_Glitchless
みどころ紹介
よりトーナメントを楽しめる、テクニックや山場を少しだけ紹介します。
テクニック編
・スーパージャンプ（以降SJ）
ジャンプボタンを押してから、21フレーム目から26フレーム目の間にボタンを離すことで、数ピクセルジャンプ量を伸ばすことができるテクニックです。
また、ボタンを離すフレームによってジャンプ量が変わり、21F目では大ジャンプ+1ピクセル、22F目は+3、23F目は+4、24F目は+6、25F目は+7、26F目は+8と変化します。
SJを使う事で、本来届かない足場へ大幅なショートカットが可能になるので、本RTAにおいては最重要テクニックとなります。しかし、難しいコースでは猶予2FのSJを要求される箇所もあるので、腕の見せ所になります。
（左から、通常ジャンプ、大ジャンプ、スーパージャンプ）
山場編
・タタンガ
スペースゾーンのボス。流石前作スーパーマリオランドのラスボスだけあってか、本作においても非常に厄介な存在です。基本的な戦法は、ファイアを撃ちながら突撃、被弾後に踏んで倒します。
中ボス戦の仕様として、体力が6に設定されており、踏みで2ダメージ、ファイアで1ダメージ入るので、「イーグル」と呼ばれている4ファイア+1踏みが理想的な撃破となります。しかし、安定して決めるのは難しく、大体が2ファイア+2踏みの撃破になります。はたして、一発勝負のトーナメントで「イーグル」を決める走者はいるのか注目です。
・サバーサ
パンプキンゾーンのボス。右か左にランダムで出現する。3回踏めば勝利だが、とにかく運ゲー。左右左の順で出ることが多い気がするが、平気で右左右で出ることもある。1つ外すごとに1秒ロスする悪魔。ゆるして。
・ワリオ城（マリオ城）
最終ダンジョン。ラストにふさわしい最難関コースです。SJをはじめ、ギリジャンや即ジャン、その他諸々本RTAの難しいテクニックを詰め合わせたステージ構成となっています。ここで見るべきポイントは、ステージギミックを抜けた後に登場するワリオの挙動です。
3連戦あるうちの1戦目、ワリオを倒すと隣の部屋に逃げるムービーが入りますが、ムービーが終わりマリオが動かせるようになったタイミングでカウントが「770」であれば最速となります。
2戦目のバニーワリオ戦は、部屋の上部で浮遊しているワリオのヒップドロップを回避して踏みつけるというのが基本的な戦法となります。普通に戦うと、ワリオがジャンプの届かない位置で羽ばたき続け、戦闘が長引いてしまいます。しかし、特定のカウントで固定することにより、ある程度ワリオの動きを制御し、早く倒すことができます。そのカウントが「770」というわけです。
「770」を出すためには、ただでさえ難易度の高い城の道中を寸分の突っかえなく完璧にこなす必要があるため、本当に難しいテクニックとなります。
おわりに
今回は「スーパーマリオランド2 6つの金貨 トーナメント」について紹介させていただきました。
更新合戦が続く今ホットなRTAという事で、レベルの高いレースを見ることができると思いますので、ご視聴いただけると幸いです。
また、日本人走者が少ないので、これを機に興味を持った方がいればぜひ挑戦してみてください！
配信先：https://www.twitch.tv/speedgaming 本部：https://challonge.com/ja/sml2_6gc
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