こんにちは! いつもRTAGamersをご覧いただき、ありがとうございます。
この記事が皆さんの元に届く頃には、RTA in Japan Winter 2021の採用タイトルが発表されているでしょうか。皆さんが応募したタイトルや気になっていたタイトルは、採用されていましたか?
つい先日もAGDQ2021の採用タイトルが発表され、日本人走者が多数採用されていると話題になりました。年末年始が楽しみですね。
そんな2021年10月、RTAGamersには13件の記事が投稿されました。
どんな記事が投稿されたのか、さっそく振り返りましょう!
月刊RTAGamersとは?
RTAGamersの記事を誰よりも読んでいるテキストチェック担当者が、1カ月に投稿された記事を紹介する定例記事(毎月第1日曜日更新)です。
読みそびれた記事がある人はもちろん、どの記事も欠かさず読んでいるというヘビーユーザーも要チェック!
イノベーションで進化するRTA
今月のRTAGamersに投稿された記事の中には、新たな発見が生まれたRTAを紹介する読み応えのある記事が多く見られました。
今月の月刊RTAGamersでは、「イノベーションで進化するRTA」と題して、新発見やそれによって生まれた記録を解説する記事をまとめて紹介します。
同時キルそのものは、上にタルを構えるドンキーを操作すれば難しくありません。厄介なのは、タルがステージ内のどこに落下するかに応じて、こちらの最適行動パターンが変わってくる点です。
本作のRTAでは特にこれといったグリッチが使われて来ず、通常プレイの延長のようなルートでタイムが競われていました。この流れを変えたのが、2021年1月にdna423氏が発見した『偽エンディングスキップ』です。
2日投稿の記事では、「スーパードンキーコング (GBA)」のAny%の世界記録を紹介するとともに、今作ならではのテクニックやブレイクスルーとなったグリッチを解説しています。
今シリーズではおなじみの偽エンディングをどうすればスキップできるかを、世界記録保持者である筆者本人が解説するという豪華な記事です。気になる人はぜひ記事でご確認ください。
『Chip Clip』と命名されたこの壁抜けは、RTAだけでなくTAS(Tool-Assisted Speedrun)においても使えることから、現在、マリオ64界全体が大いに盛り上がっている。
マリオ64プレイヤーなら誰もが思いつき試しそうなことなので、ChipGroove氏の動画を見て「やっぱり壁抜けできるのか!」と驚いた人もいるのではないだろうか。
こちらは12日投稿、あの大人気ゲームの「スーパーマリオ64」で新たな壁抜けが発見されたという、RTAを知っている人なら誰もが驚いてしまう記事です。
研究し尽くされたはずのゲームでまだ新技が見つかるのは、非常に興味深いものです。壁抜けの仕組みまで分かりやすく解説してくれているので、興味がある人はじっくり読んでくださいね。
Steamで発売中のスパイアクション「Assaut Spy (アサルトスパイ)」。
このゲームのRTAが大きく盛り上がっています。この半年で走者が増えたことによって、戦術の開拓が進み、大きな記録更新がなされました。
27日投稿の記事では、「Assaut Spy」のAsaru – NewGame, Easyの世界記録がどのように縮んできたかを、当時見つかったテクニックなどを交えて紹介しています。
イベントをきっかけにゲームのRTAが人の目に触れ、走者が増えて新たな戦術の発見が活発になる様子が見て取れます。アサルトスパイRTAの歴史はぜひ記事でお確かめください。
ところで、このゲームってリセットってできるんですか? 例えば、2時間走って「お疲れ様でした!」ってなったあとに、「ごめん、これリセットするわ!」なんてのはさすがに難しいですよね……?
ないですね。リセットポイントを作るとしたら、オンラインでサポートしてもらわない序盤ですね。
リセットするにしても、1回の配信でリセットはせいぜい1回ですね。
30日投稿の記事では、「ゼノブレイドクロス」のAny% Onlineについて、チャートの改善点やカテゴリの魅力、Onlineならではの裏話をインタビュー形式で聞いています。
オンライン機能を使ったRTAでは、普通のRTAとは異なる部分が多くあります。一体何がどう違うのかは、ぜひ記事で確かめてください。
モデレーター必見! お役立ち情報
RTAGamersに掲載される記事は、特定のゲームのRTAを紹介するものだけではありません。走者に向けたお役立ち情報も満載です。
この記事では、SR.CのForumsにも投稿されるよくある事故「新しいVariablesを追加(またはいらないのを削除)したら全ての記録がリーダーボードから消えた」という事案の対処方法について解説します。この段階だと記録は消えていないので、焦らずにこの記事の対処法を試してみてください。
23日投稿の記事では、Speedrun.comでVariableを触ったらリーダーボードから記録が消えた時の対処法を紹介しています。
スクリーンショット付きで、分かりやすく手順を解説してくれています。実際に記録が消えた(ように見える)時にも焦らないよう、対策をこの記事でしっかり勉強しておきましょう。
個性豊かなイベントが盛りだくさん! イベント情報
RTA界隈が活発になっている今日では、毎週末のようにRTAのイベントが開催されています。RTAGamersでも、そんなRTAイベントに関する記事を掲載し、見どころを紹介しています。
「RTA Racing Rivals」は、TwitchでRTAのレース(並走)を専門に放送しているチャンネル「RTA Racing」が主催するレースオンリーRTAマラソンイベントです。
イベント名の Rivals が示すように、日々競い合うライバルとの熾烈なレースをたっぷり楽しめる催しにしたいと考えておりますので、奮ってご応募ください!
1日投稿の記事では、レース限定のイベント「RTA Racing Rivals」(11月6日開催)を紹介しています。
イベントは既に終了していますが、熱いレースの模様はアーカイブでお楽しみください。
『Speedrun Ragnarok 2021(SRR2021)』は、The RPG ValkyriesのTwitchチャンネルで行なう『Take This』を支援するためのオンラインチャリティーRTAイベントです。
配信の主要言語は英語ですが、日本語話者向けに、Japanese Restreamにて日本語ミラー配信されます。
続けて9日投稿、海外で開催されるRTAイベントの「Speedrun Ragnarok 2021」(10月10日~16日開催)を紹介する記事です。
こちらも既に終了したイベントですが、Japanese Restreamのアーカイブが用意されています。見逃したタイトルはアーカイブでお楽しみください。
「TAITO Speedrun Station」は、タイトー作品オンリーのRTAマラソンイベントです。
スペースインベーダーで一世を風靡し、今なお私たちを魅了するゲームの数々を世に送り出しているタイトーの作品のRTAやスーパープレイが披露されます。
16日投稿の記事では、タイトー作品オンリーのRTAイベント「TAITO Speedrun Station」(10月17日開催)を紹介しています。
こちらも既に終了しているイベントですが、アーカイブが作成されているのでそちらをどうぞ。
RTAイベントとしては超高頻度で開催するのが特徴の「RTA BootCamp」。25回目の開催が、10月21日に決まりました!
ここからは、RTA BootCampの記事をまとめてご紹介。まずは8日投稿、第25回(10月21日開催)の走者を募集する記事です。
「BootCamp」という名前には、イベント参加が初めての人や新しいRTAを始めたばかりの人でも、訓練場として気軽に参加できるイベントでありたいとの思いが込められています。
続けてこちらは22日投稿、11月11日(木)に開催される第26回の走者を募集する記事です。
走者募集は締め切られていますが、イベントはこれから開催されます。ぜひご覧ください!
こっちもよろしくね! 「RTA Radio 略して、あるらじ!」関連記事
RTAに関するゲストを招いたトークや、RTAGamersとの連携で、RTAに関するさまざまな情報を提供する「RTA Radio 略して、あるらじ!」。RTAGamersでも、まとめ記事を掲載しています。
今のRTAはe-sports的な側面が強いのかなとは感じていて、すると作品自体に興味がないと見にいきにくい部分があるのかなと感じています。でも例えば普段スポーツを見ない人が正月だけはスポーツ王は俺だを見るみたいに、今伸びている競技的なRTAともう一軸、新しいバラエティRTAの広がりの土台を作れたらいいなと思っています。
8日投稿の記事では、RTAGamersでも記事を執筆している御茶麒麟さんをゲストに招いた第43回放送の模様を紹介しています。
御茶麒麟さんが最近精力的に取り組んでいる「RTAバラエティ Power-ON!!」の裏話は、ファン必見です!
先ほどちょっと紹介文にも書いていただいたんですけど、元々は『SUPER人生』(※SUPER人生プレイ。様々な厳しい縛りの中でプレイする遊び方。一日一回しか記録を作れないというルールもある。)っていうマリオ64とかサンシャインとかで耳にしたことがある方も多いと思うんですが、それが昨年末大会を機に面白くなって。一日一回しか記録が作れないなら毎日やろうってなって、毎日やってたんです。
続けて10日投稿、スーパーマリオサンシャインの初心者大会の企画などを手掛けるアランさんをゲストに招いた第44回放送の模様を紹介する記事です。
記事ももちろんですが、RTAショッキングのコーナーでゴリラアイコンが並んだ画面を見るためにも、ぜひ録画もあわせてご視聴ください。
編集後記
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
RTAGamersでは、情報を発信したいRTA走者が集まって、各々自分が書きたい記事を書いています。
今この記事を読んでいるあなたも、RTAGamersで記事を書いてみませんか?
文章が苦手でも大丈夫! テキストチェック担当が優しく丁寧にアドバイスします。
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パズルボブルRTAをやる人。みんなからはタイトーの回し者と呼ばれておるぞ。
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