【RTA調査隊】長いと感じるRTAは何時間から?

その他

こんにちは!RTA調査隊員の鈍ザンキです!

皆さんは普段どれくらいの長さのRTAを走っていますか?
短いものだと数秒、長いものだと24時間では走り切れないものまで幅広いRTAがあります。
ESTが1時間以内だけを集めたイベントや、逆に長いRTAだけを集めたイベントなど時間にフォーカスしたRTAイベントもあります。

今回の調査隊はそんなRTAの時間について調査を行いました!
題して『長いと感じるRTAは何時間から?』です!

Twitterにて走者や視聴者の皆様から募集し、なんと545もの回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。

調査前に筆者が疑問に思っていたことが3つあります。

  1. 走者と視聴者で長いと感じる感覚は違うのか
  2. RTAをしているゲームジャンルによる差はどこまであるのか
  3. 特定の時間から長いと感じた理由

果たしてこの疑問は解消されたのでしょうか?早速見ていきましょう!

※この記事は短いRTAが良い、長いRTAが悪いといった意図は一切ございません。

Q1,走者?視聴者?

総回答数545のうち走者と視聴者の比率です。
視聴者の方が多いものの、大きな差はありませんでした。

Q2,普段走っている、観ているRTAのジャンルは?

複数回答可

アクションゲームが一番多く、RPG、パズルゲーム、シミュレーションゲームと続きます。
ローグライクゲームとタワーディフェンスゲームは選択肢になかったものの、その他からの回答が多かったため分離しました。選択肢として設けていればもっと回答数はあったと思われます。

Q3,長いと感じるRTAの時間は?

今回のメイン調査結果です。走者と視聴者で分けています。
最多は3時間。その次に2時間、4時間と続きます。4時間までで全体の約77%を占めた結果に。

走者は2時間が最多に対し、視聴者は3時間が最多でした。視聴者は4時間の比率が高めなのも特徴。
7時間以降は走者、視聴者ともに大きな差はありませんでした。

ではここからは各時間について詳しく見ていきましょう。

1時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

走者、視聴者ともにアクションゲームがダントツのトップ。全体では2番目に票数の多かったロールプレイングゲームはパズルゲームとの差があまりない結果に。

1時間を選んだ理由の一部をご紹介。

通常にプレイする分には1時間は短いと思いますが、RTAとなると集中力や思考力の維持で体力を消費するので、1時間でも長いと感じました。

 

1時間を超えると繰り返し詰めるには長すぎる。20分以内が理想。

社会人になって時間がなくなってから30分越えると長いと感じるようになりました。

RTA動画を見たい時、基本的に1時間以下のものを探している自分がいます。

any%をよく見るので、1h以上は長く感じる。

普段から5分や10分程度のカテゴリーを走られている方が多く、30分でも長い!!と感じておられる方も少なくないようです。
視聴者からの意見としてRTAを動画として観ることが多いので1時間と考えると長く感じるという意見も複数寄せられました。

2時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

アクションゲームがトップなのは1時間と変わりありませんが、ロールプレイングゲームを普段視聴している方が大きく増えました。ですが走者のグラフを見ると数は少なく、他のジャンルと大きな差はありません。

2時間を選んだ理由の一部をご紹介。

2時間超えると集中力が持たなくなるから。

途中トイレに行きたくなっても我慢できそうな時間だから。

1本の映画の平均上映時間である2時間を超えると、長いなと感じる。

ちょっと時間空いたから走ろうかな-って思った時に予定とか寝る時間とか確認しないといけないラインが個人的に1時間半くらいからだから。

一般的な映画の上映時間と比較して。

休憩時間中などに視聴しきれないため。

視聴する側としては最初から最後まで逃さずに見たいのですが、その為にある程度纏まって確保できる時間の長さが1時間と少し、の為。

 

走者から多くの声が寄せられたのがトイレ問題。2時間がトイレに行きたくなった時に我慢できる、もしくは次に行きたくなるくらいの時間だという声が多かった。トイレRTAはできれば避けたいところではあります。

視聴者からは「休憩時間に見切れない」「まとまった時間を確保しないといけない」「ダレてくる」という声が寄せられた。

そして走者、視聴者に共通して多かったのが映画と比較してどうかという点。走る側も視聴する側も映画1本分である2時間が大きな判断基準となっているようです。

3時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

傾向としては2時間と大きな差はないが、ロールプレイングゲームを走っている人割合が徐々に増えてきている。

3時間を選んだ理由の一部をご紹介。

あらかじめ飲み物を用意する、近くに飴を用意するなど、ある程度用意をしないと体に支障が出そうだから。

操作不能中にお手洗い休憩を挟むかどうかが組み込まれる時間。

序盤以外でミスが生じてしまった場合、リセットして初めからやり直すのが億劫に感じるから。

 

社会人が1日で2周以上回るのが難しい時間が長時間と考えた時に3時間以降は割と難しいかなと思いました。

 

 

2時間〜3時間を超えてくると、途中から視聴するハードルが高く思えてきます。

一気に視聴する場合、3時間以上のものは、気合いを入れないと視聴に踏み切れない。2時間くらいまでなら許容範囲。

同じ画面を見続けるのに疲れが出てくる時間がこのくらいです。コメントが多く、あるあるネタなどで盛り上がっていればそれ以上でも楽しめます。

視聴者目線で個人的には、3時間以上だと、関心のないゲームは見ない傾向があります。

走者はやはりトイレ問題という大きな壁が立ちはだかっているようです。
社会人で夜からしかRTA練習ができないとなると、3時間は2回通すには難しい時間になってくることも判断基準の一つになっているようです。

視聴者側からは「映画の上映時間を超えてくる」「一気見するにはしんどくなってくる時間」「休憩が必要になってくる」などの声が寄せられました。
同じ画面を3時間見続けることがしんどいと感じる方は多いようです。

4時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

走者、視聴者ともにアクションゲームとロールプレイングゲームの比率がほぼ同じに。

4時間を選んだ理由の一部をご紹介。

当日中に完走するためには19時台から走り出す必要があり、夕食や風呂の時間が制限されるから。

RTAイベントで採用されづらい時間であること、RTAをするために取れる自由な時間としては長くて取るのが難しいと感じる長さであること、同じ理由で完走の直後に再走することが難しい長さであることが理由です。

気合を入れないと1日に2周出来ないラインです。

3時間以内なら概ね休憩無しで完走すると思えるが、4時間以上だと一日の中でもトイレや食事を挟まないといけないと感じるので。

自分は視聴する側なのでPCやスマホの画面を見続けている時間と捉えました。あと4時間だと1日の1/6になり、見栄え的にも「長い」感じが3時間からぐっと上がる気がします。

 

平日夜から通すとなると1周が限度になってくる時間。走者、視聴者ともにご飯やお風呂などの時間が制限されるという理由が寄せられました。

5時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

ロールプレイングゲームを走っている方がアクションゲームを超えました。視聴者は他のジャンルとの差も少なくなってきています。

5時間を選んだ理由の一部をご紹介。

次の日に仕事がある場合リトライが難しい。

かなり気合い入れてやらないと息切れしてくるので覚悟がない日は見送るようになりました。

お腹が減ったり、食事の準備を始めるため、連続視聴が難しくなるため。

ゲームによりますが、走者さん自体話すことが無くなってくることが多く少し飽きを感じてしまう…。

配信サイトにてRTAを視聴中、よくコメント(チャット)をするのですが、5時間を超えるとコメント(チャット)をする集中力が切れるから。

4時間と理由に大きな差はなかったが、毎日通すのがしんどくなってくる時間という声が複数寄せられた。

6時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

走者、視聴者ともにロールプレイングゲームがトップに。

6時間を選んだ理由の一部をご紹介。

ニコ生でやる際に2枠目に突入するから。

完全に経験則なのですが、疲れて声を発さなくなるタイミングが6時間超えたあたりで、そこを超えたら長いと感じます。

昼開始しても夕飯の時間になっており、エネルギー的にキツさを感じてくるため。

 

 

1日のうちの四分の一かあと思うので。

 

寝て起きてもやってる6時間が長いと感じる境目。

走者側から圧倒的に多かったのがニコニコ生放送の枠が変わるからという理由。Twitchは最大48時間のため普段Twitchでのみ配信している方にはあまりなじみがないかもしれないが、ニコニコ生放送は最大でも1枠6時間までしか配信ができない。

7時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

母数が少なくなってきているがロールプレイングゲームは高め。

7時間を選んだ理由の一部をご紹介。

つかれが無視できなくなります。

帰宅して寝るまでの猶予から。

8時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

傾向としては7時間とほぼ同じ。

8時間を選んだ理由の一部をご紹介。

食事を1食以上飛ばす必要があるレベルの長さだと、まともにエネルギーを補給できず疲労が大きいため。

思い立った時に気軽に走ろうと思えない時間がこれぐらいだから。。

一日の1/3は長いかなぁと。

10時間

普段走っている、観ているRTAのジャンル

アンケートの選択肢の中では最長となる10時間。走者ではロールプレイングゲームがダントツのトップに。
走者はロールプレイングゲーム1本で走っている人が多い一方、視聴者はいろいろなジャンルを見ている人が多いようです。

10時間を選んだ理由の一部をご紹介。

トイレでロスする 前日からコンディションや生活整える必要がある。

10時間位から休日に2本以上通すのが厳しくなるため。

プレイ開始10時間を超えると明らかに疲れが出てくるため。 9時間と10時間の間には壁が間違いなくある。

12時間以上で長く感じます。半日ぶっ通しか~って気持ちになっちゃいます。

1日以上だと長く感じます。トイレ休憩とか仮眠とかあるタイプのRTAは長いし体力勝負だしで凄いですね!

10時間という選択肢ではあったが12時間か13時間からが長く感じるという回答も多かった。
視聴者の中には24時間という方も。

まとめ

ここまで結果を見てきましたが、冒頭で私が疑問に思ったことと結果を比べてみましょう。

走者と視聴者で長いと感じる感覚は違うのか

アンケート結果上では走者は2時間が最多、視聴者は3時間が最多と違いがあったものの、全体の傾向としては大きな差はありませんでした。
強いてあげるとするならば走者は2時間~3時間が多く、視聴者は2時間~4時間と走者よりかは長めです。

RTAをしているゲームジャンルによる差はどこまであるのか

アクションゲームはどの時間でも走者、視聴者から人気があります。しかし、長時間になるにつれてRPGの比率がどんどん上昇し、6時間あたりからアクションゲームを上回りました。
特に走者はRPGだけをプレイしている人が多く、普段プレイしているジャンルにRPGだけを選んでいる走者だけに絞ると5時間と10時間がトップでした。

9時間はトータルで0票のため割愛

逆に視聴者は多少の差はあれど、長時間でもいろんなジャンルを見ている人が多いようです。

他のジャンルを見てみると、パズルゲームは1時間から3時間が多く、以降は少なくなっていく傾向がありますが、シミュレーションゲームやアドベンチャーゲームは1時間が少なく、2時間から4時間あたりまで増え、そこから少なくなっていきます。

9時間はトータルで0票のため割愛

特定の時間から長いと感じた理由

長時間のRTAを走るうえで切っても切れないトイレ問題。
2時間我慢できる走者もいれば6時間我慢できる走者もいるため、何時間という指定は難しいが2時間から4時間あたりに理由として挙げている方が多い。
トイレ基準で長いRTAかどうかを判断する走者はそれなりにいるようです。

意外だったのが映画の上映時間を超えると長いという意見。走者だけでなく視聴者側からも多く寄せられており、集中して最初から最後まで見続けられるのが映画の上映時間である2時間くらいと感じている人は多いようです。

ニコニコ生放送の1枠の最大時間が6時間のため、ニコ生主からは枠を超えると長いと感じるという意見は配信サイト特有の理由で非常に興味深かった。


今回の調査では500を超える回答をいただきました。回答と拡散にご協力いただいた皆様にあたらめてお礼を申し上げます。
繰り返しになりますが、短いRTAが良くて長いRTAが悪いといったことは一切ありません。今回の調査結果からわかると通り、長いと感じる基準は人それぞれです。

皆さんが長いと感じるRTAは何時間からですか?
ぜひこの記事と一緒にツイートをして教えてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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