C4 LANって何? ~RiJから始めるLANパーティーのススメ~

その他

RTA in Japan ex #2 が、C4 LAN 2023 SPRING内にて開催されることが発表されました!

イエーーイ!!LANパーティー内でRiJが楽しめるぞ!
これはBYOC席とって全日参加で楽しむしかないな!!

と、思ったはいいものの、LANパーティーってRTA勢には馴染みが薄いのではと気づきました。

C4 LAN?LANパーティー?
BYOCって何?という方もいらっしゃるでしょう。

でも実は、RTAイベントとLANパーティーの組み合わせって結構あるんです。
RTA in Japan ex #1はもちろん、過去にもRiJがC4 LAN内で行われてたり、RiJ以外だと2022年11月に愛知県であったLANパーティーにRTAイベントが併設されたりといった具合です。

なので今回のC4 LANもRiJと一緒に楽しんで欲しい!
そう思ったので、RiJをキッカケにC4 LANを初めて知ったひと向きの記事を書くことにしました。

記事の構成は、
前半でLANパーティーの概要と魅力後半で参加時の気を付ける点をまとめています。

※記事中のC4 LAN 2023 SPRINGの情報は2023年2月10日時点のものです。最新情報は公式サイトや公式ソーシャルメディアチャンネル(TwitterDiscord)をご確認ください。

C4 LAN、LANパーティーってなに?

C4 LANとは、日本国内で行われるLANパーティーの中でもトップクラスのイベントです。
そう、C4 LANは具体的なイベント名、LANパーティーはイベントの種類名なんです。

C4 LANの歴史は2016年の初開催に始まり、日本のLANパーティーシーンを牽引してきたと言って過言ではありません。
参加者の規模も大きく、C4 LAN 2019 WINTERでは約500席が用意されて参加者はのべ2000名にも上りました。(引用元)
個人見解ですが、国内でLANパーティーを楽しもうと思ったらまず間違いないイベントだと思います。

では、イベントの種類である「LANパーティー」とはどんなイベントを指すのか。

LANパーティーとは、参加者がオフライン会場にゲームを持ち寄って各自で一斉に遊ぶイベントのことです。
集まってゲームするだけ?と思うかもしれませんが、これが不思議と楽しいんです。

論より証拠。
という事で、C4 LAN 2019 WINTERの公式まとめ動画と写真があるので試しにご覧ください。

C4 LAN 2019 WINTER RECAP #C4LAN

C4 LAN 2019 WINTERフォトアーカイブ(googleフォト)

どうでしょう、おおよそ「ゲームを遊びに集まった」の一言では言い表せない、いろんなものが見えたはずです。
会場にいるゲーマー達が生み出す熱狂はもちろん、公式ステージで行われる企画や協賛ブースの数々。ボードゲームエリアやフードの販売もあり、突発じゃんけん大会で景品をゲットできたりもします。
C4 LANでは、この熱気が3日間オールナイトぶっ続けです。

ここまで読んで少しでもワクワクを感じたそこのあなた!
是非とも次のC4 LAN 2023 SPRINGに参加しましょう!

 

どうすれば参加できるの?

C4 LAN 2023 SPRINGへ参加するには、チケットを事前に購入する必要があります。

チケットは大きく分けて2種類。
この種類分けは他のLANパーティーでも大体通用するので覚えておくと便利です。

あと、18歳未満はそもそもチケットが必要な会場の有料エリアへ入れないのであしからず。

 

BYOCチケット

正式名称は「BYOC席付き入場券」。
BYOCとは Bring Your Own Computer の略で、自分のゲーム環境(コンピューター)を自分で持っていくという意味です。

大抵のLANパーティーでは遊ぶためのゲーム機は用意されておらず、参加者が遊びたいゲームを環境ごと持っていくものです。
このチケットを買うと自分の席として、椅子・机・コンセント・LANポートがイベント会期中用意されます。
自席にはゲーム環境はもちろん、スペースとマナーの範囲内であれば飾り付けをするのもOKです。
好きなゲームのグッズを置いたり、とにかく電飾で光らせたり、同士を募る看板を立てたり、工夫次第でいくらでも楽しめます。

流石に環境全部持っていくのはちょっと…という方に向けて、モニターやPCのレンタルオプションもあります。
ただし、数量限定なうえにモニターなどの人気なものはチケット発売当日に売り切れもザラなので注意しましょう。

 

入場のみチケット

正式名称は「席無し入場券」。
その名の通り、自席は無く会場への入場のみ可能です。

自席はさておき会場の空気が楽しみたい、友達がBYOC参加しているから覗きにいきたい、という方におススメです。
ちなみに、RTA in Japan ex #2は入場無料エリア内で行われるので席無し入場券が無くても現地視聴できます。
ですが、せっかくなのでC4 LAN会場内も少し覗いてもらえると嬉しいです。

入場券は自席が無いというだけで行動や行ける範囲の制限はほぼ無く、イベント内のステージや各種ブースを見たり参加することもできます。
ただし、日数の制限はあるので何日分のチケットが必要か考えて買いましょう。

また、C4 LAN 2023 SPRINGではBYOCチケットに招待用の席無し入場券が1枚付くので、仲のいい友達がBYOC参加するなら思い切って聞いてみるのも手かもしれません。

 

イベント当日の楽しみ方

LANパーティーはイベント参加者で作り上げるイベントなので、ルールとマナーを持って臨むことが大事です。

ですが、逆に言えばイベントルールの範囲内で他人へ迷惑をかけないのであれば大抵のことが許されます。
イベントを一緒に盛り上げましょう!

ステージやブースでやっているイベントに参加するもヨシ。
自席で好きなゲームの布教に励むもヨシ。
ボドゲエリアで知らない人と一戦興じるもヨシ。
そのまま仲良くなって飯に行くもヨシ。
疲れたら自席で寝るなりダラダラゲームをするもヨシ。

ちなみに、メインステージのイベントは参加に事前申請が必要な場合が多いのでチェックしておきましょう。
さらに会場で突発イベントが始まる事も。

ということで、実はゆっくり自席でゲームする時間は少なかったりします。

 

ちなみに私ぼぶそんは過去のC4 LANにて「ゲーミングタロット占い」として会場内で辻占いをしたことがあります。

 

人が少ない早朝のボードゲームエリアの一角でスケッチブックを立てて待機し、無料でタロット占いをしました。
一応不安だったのでスタッフさんに内容を確認をしてOKをもらっています。
結果的に5人ほど占えてとても楽しかったです。やって良かった!

 

気を付ける事ってある?

イベント当日を楽しむ為の準備はもちろん、LANパーティーならではな注意点もあります。
いくつか取り上げてみましょう。

BYOC準備編

・自席にカバンなどを置く場所も考えてパッキングする
BYOCで自席に置くものを考える際、持っていくカバン類も置く事を忘れないようにしましょう。
BYOC席は足元も使えるとはいえ高さが不明ですし、隣席にはみ出すのはもちろん厳禁です。
また、イベント中に物を貰う機会が結構あるので、パッキングする際は持ち帰り用の余裕を持たせる事をお勧めします。

・ケーブルや周辺機器を忘れない
イベントにもよりますが、PCやモニターの電源ケーブルやLANケーブルは持参です。
モニターやPCをレンタルにしてもケーブルは持参の場合があるのでチケットやイベントのページをよく確認しましょう。
また、USBケーブルやキーボード・マウス・マウスパッドも忘れがちなので注意です。

・PCトラブルを想定する
PCを持っていく場合、道中の振動でコネクタが外れたり、最悪壊れることもあります。
梱包を万全にしたり、ドライブだけ別梱包にするなどの工夫をしましょう。
会場で作業が必要そうなら簡単な工具はもちろん、会場は薄暗いので作業ライトがあるとより安心でしょう。
それでも心配な人は、イベントにもよりますがPC機器の事前発送に対応していることがあります。
イベント側の説明をよく読み、発送・返送方法の確認と、開梱・梱包の道具を準備をして臨みましょう。

・1日目の宿泊先を考える
C4 LANは3日間昼夜問わずぶっ通しのイベントですが、会場にシャワーや寝具は無く、寝るなら自分のBYOC席かレストエリアです。また、イベントが一番盛り上がるのは2日目の夜です。
これらを考慮して、1日目の夜はホテル泊する方が多いです。
無理して元気の無い状態で2日目の夜を迎えないように、行動計画をしっかりと立てましょう。
あと、身だしなみと臭い対策もしっかりと!

・家庭用ゲーム機を持って行ってもOK
会場にはPC以外のゲーム機を持って行っても大丈夫です。
SwitchでもファミコンでもPS5でも好きに持ち込みましょう。
ただし、エミュレーターの類は禁止されていることが多いので避けた方が無難です。

 

当日編

・コンセントにマルチタップは使用禁止
大抵の場合、BYOC席にはリソースとしてコンセント2口とLANポート1口が割り当てられます。
ですが、口数が足りないからとコンセントにマルチタップを使ってはいけません。
会場の電力リソースは全員で共有していますから、2口で使える電気機器だけ動かすようにしましょう。
同じ理由で、LANポートにハブを繋いではいけません。

・会場でゲームのダウンロードなどの大量通信をしない
当日遊ぶゲームのダウンロードは家で済ませておきましょう。
レンタルPCの場合、USBメモリなどのインストールメディアを作成しておき持参しましょう。
会場でダウンロードしてはいけない理由は、共有している通信帯域を圧迫するからです。

・他席のBYOC席のものを勝手に触らない
BYOC席の物は私物なので、席主の許可なく触ってはいけません。
特に入場券のみ参加だと、BYOC席の設営をやっていない分意識が希薄になりがちなので気を付けましょう。
あと、BYOC席の椅子が空いてるからと勝手に使うのもやらかしがちです。

・適度に日光を浴びてしっかり飲食する
会場ではエナジードリンクやジャンクフードが驚くほど手軽に入手できます。
さらに会場の明かりは終始薄暗く、これらの組み合わせで体調を崩すこともあります。
イベントを3日間楽しみ切るためにも、ある程度は健康に気を使った行動をしましょう。

 

C4 LAN 2023 SPRINGに限った話

開催期間は2023年4月28日(金) 〜 4月30日(日)で、1日目が平日になっています。
例年通りであれば1日目深夜の入場受付も可能なので、イベント概要を確認したうえで自分に合った計画を立てましょう。

会場のツインメッセ静岡は周囲の施設が控えめな立地です。
物の確保をしっかりして、1日目にホテル泊をする方は交通手段も確認しておきましょう。

会場の構造は無料エリアと有料エリアに分かれており、RTA in Japan ex #2は無料エリア内のコミュニティ企画エリアで行われます。
下記のC4 LAN公式の記事を見ると分かりますが、無料エリアにはRiJ以外にも、他のコミュニティ企画の出展やサポーターブースもあるので覗いてみて欲しいです。
例年だとゲーミングPCメーカーさんに加え、地域の特産品販売もあったりします。
■C4 LAN 2023 SPRING「有料ゾーン」「無料ゾーン」のご案内(https://c4-lan.com/2023s/0003/

チケット販売開始は2月18日21時予定です。
■C4 LAN 2023 SPRING チケット発売は、2月18日(土)21:00より発売開始!(https://c4-lan.com/2023s/0005/
先にも書きましたが、一部レンタルオプションは速攻で売り切れることもあります。
万全を期したい方は、事前に購入アカウントの作成と決済手段の登録をしておきましょう。

今回のBYOC席は3種類。
BYOC席付き入場券(ロング)・BYOC席付き入場券(ショート)、BYOC床席付き入場券、とありますが、初めてなら「BYOC席付き入場券(ショート)」がおススメです。
■「C4 LAN 2023 SPRING」チケット種類のご案内(https://c4-lan.com/2023s/0007/

例年通りだとチケット購入~イベント当日の期間に会場のどの席に座るか予約が可能で、席数が多いショートだと選択肢が増えます。
この記事を読まれている方はRTA関係者だと思いますので、せっかくならRTA勢で集まりませんか?
ちなみに、このようにゲームコミュニティごとにまとまって○○勢として席を予約するのは普通に行われていることです。
一応、他に人が居なければ私ぼぶそん(@BOBSON27)でRTA勢として席とりまとめをする予定です。気になる方はフォローをお願いします。
ちなみに、私の取りまとめとは別でRTA勢として席予約をされても気にしないので大丈夫です。
RTA勢も一枚岩ではありませんし、会場のそこかしこに色んなRTA勢の集まりがあるのもなんだか楽しそうです。

 

おわりに

長い上にLANパーティー成分98%な記事になってしまいましたが、要するに何が言いたいかというと「LANパーティーは楽しいから参加してくれ!」ってことです。

昨年2022年に福岡で行われたLANパーティー「GATE」にてRTA in Japan ex #1が開催された際、めちゃくちゃテンションが上がりました。
RTAとLANパーティーのどちらも好きな自分としては最高のイベントです。
ただ事情があって参加できず、「会場でRTA勢が集まってBYOCしてワイワイしてるんだろうな」と勝手に想像して勝手に悔しがっていました。

しかし、あとで話を伝え聞くと、BYOCしていた人数は片手ほどだと言うではありませんか!
この時に「もしかしてRTA勢のLANパーティー認知度って低いのでは?」と思ったのです。
もし次があるならば、RTA勢にLANパーティーを布教しなければ…

そう思っていたところに、ハイ来ましたRTA in Japan ex #2!
という事で本記事を執筆するに至りました。

この記事を見てC4 LANに参加する方が一人でも増えれば嬉しいです。
よろしくお願い致します。

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