Refunct Japan Championshipsの予選グループの所属選手と日程が決定しました。
日程と共に予選グループ抽選会にて発表した内容もあわせてご紹介いたします。
Refunct Japan Championshipsとは
Refunct RTAのカテゴリany%日本一を決める大会です。
4グループでの予選から各2名、計8名が決勝に進出してトーナメント形式で日本一の座を争います。
略称はRJCSです。
大会の詳細については過去の記事をご覧ください。
予選日程
各予選グループの実施日は以下の通りです。
予選は全てRTA racingのTwitchチャンネルにて配信いたします。
グループD : 9/5(日) 21:00~
グループC : 9/8(水) 21:00~
グループB : 9/12(日) 21:00~
グループA : 9/15(水) 21:00~
グループDから順に日曜と水曜に予選が行われるようになっております。
予選グループ選手紹介
各予選グループの所属選手を紹介いたします。
各選手のデータに加えて、Refunct日本コミュニティ代表のamountさんから頂いた寸評と合わせて紹介させて頂きます。
選手データの見方は以下の通りです。
Personal Best:speedrun.comの登録タイム
AVG Match Time:大会での平均タイム
Best Match Time:大会での自己ベストタイム
Failure/Run:大会での走数に対するミス数 (1.0は毎走で1ミス)
The most failed button:ミス率が最も高いボタン
Button ** fail:ミス率が最も高いボタンのミス率
※大会の定義:Refunct日本コミュニティ主催の大会に限定
※ミスの定義:ルートから落下、ボタン押しミス、計測員の主観判断
グループD
所属選手:yotani、YUSAMA、ぐにむす
予選実施日:9/5(日) 21:00~
選手名:yotani
寸評:自己べストと試合の最高タイムに大きな差が無いのが特徴であり、自分の実力を90%以上出せる選手。ただし、ボタン10・20といった大きなショートカットをするところでの不安定さが目立つ。
選手名:YUSAMA
寸評:Refunctトーナメント唯一の皆勤賞。ボタン28・29の高台エリアでやや安定感に欠けており、これまで後半で逆転されているシーンもいくつかあった。ショートカットは安定しているため、基礎動作を高めることが重要となる。
選手名:ぐにむす
寸評:安定重視の走りで秋の陣では3位の成績を収めるなど、トーナメント経験豊富な選手。31番という最後の最後を苦手にしているため、ここを他の区間レベルまで安定させられるとより良いタイムを出せるだろう。
グループC
所属選手:amount、鈍ザンキ、ひよこ、moy4shi
予選実施日:9/8(水) 21:00~
選手名:amount
寸評:自己べストは日本1位だがpool1の選手の中で最もミスが多い。ほかの人はやらないような凡ミス(ボタン2のミス率20%)も多いのが玉に瑕だが上振れした時は止められない。
選手名:鈍ザンキ
寸評:新人走者にして自己べストをグングン更新してトーナメントで好成績を収めた選手。春の陣ではよねあき選手と3位をめぐり互角の戦いを繰り広げた。ボタン10でのミス率(84%)を減らすだけでもその走りは大きく進化するだろう。
選手名:ひよこ
寸評:毎大会1試合目に何故か抜擢される選手。組み合わせをわざとそうしているわけではない。最遅タイムが3分20秒と下振れすることが多々あるが、上振れすれば自己べストに近いタイムを出して格上にも勝ちに行ける実力の持ち主。
選手名:moy4shi
寸評:Celeste勢から参戦してくれた選手。2DアクションのRTA経験をどう活かせるか。FPS経験もあるため操作精度をどれだけ突き詰めてくるかが注目。
グループB
所属選手:olivia、4nzu、炒飯、OIL KEN
予選実施日:9/12(日) 21:00~
選手名:olivia
寸評:日本コミュニティ発足当初からいる海外勢。実質日本人枠と言っても過言ではない。実力は世界4位、カナダ1位。Refunctの本場である海外の大会でも優秀な成績を収める怪物である。実力は想像をはるかに超えるだろう。
選手名:4nzu
寸評:日本トップクラスの実力を持ちながら毎回あと一歩で優勝を逃して来たシルバーコレクター。特筆すべきは日本最高の安定感。ミスレートは脅威の0.7。多くの選手がミスをするボタン20のジャンプ台慣性ジャンプでは一度もミスしたことがない。
選手名:炒飯
寸評:得意なところと苦手なところがはっきりしすぎている選手。ボタン10でのミス率83%に対しゴールである31番のミス率16%と素晴らしい。「ゴール直前でミスしない」というだけでも逆転の目が大きくなるのでその長所を活かせるか。
選手名:OIL KEN
寸評:あるらじマラソンでRefunctを走った選手。Refunctを走り始めてわずかな練習期間でタイムを大きく縮めた。マリオで培った豊富なRTA経験をもとに強敵に立ち向かう。
グループA
所属選手:*27_kan*、yoneaki、箆棒、ぼぶそん
予選実施日:9/15(水) 21:00~
選手名:*27_kan*
寸評:フルセットになることが多いがそのたびに勝ち切ってくる勝負どころでの強さを持つ選手。少々後半を苦手としている傾向があるが、そのミスをいかに減らせるかが重要になる。
選手名:yoneaki
寸評:Refunctのプレイ歴は長く実力も高いが、試合でいまいち実力を出し切れない状態が続いていた。その状態から抜け出し春の陣では3位に。ボタン10・ボタン31が苦手とはっきりしており、弱点を克服できれば格上すらも倒せるだろう。
選手名:箆棒
寸評:自己ベストは2分46秒60と新人走者ながら素晴らしいタイムを出している。トーナメントの経験はないが初心者大会にてリーグ形式での試合を経験しているため、そこを活かせるかがカギになる。
選手名:ぼぶそん
寸評:高台エリアであるボタン28.29、ゴールである31といった区間でミスが目立つが、逆に言えばほかの区間ではミスが目立たないくらいで安定している。試合数の少なさもあるが、おそらくミスレートはもっと少なくなるのではないか。基礎動作を重視した安定感が大きな武器。
大会のロゴ・画面紹介
先日の抽選会にて大会ロゴを発表致しました。
制作:yotani
今後は大会画面に情報発信時にといろいろなところで使っていきますので、覚えておいて下さると幸いです。
また、大会の画面も発表致しました。
制作:yoneaki
※ゲーム画面は『Refunct』より引用
特徴として、選手に関する情報が増えています。
キー入力表示が各選手のゲーム画面の左下にあり、中央には直前の試合でのタイムと自己ベストを表示しております。
Refunctは入力精度が重要なメンタルスポーツに近いため、このような情報があることでより楽しく観戦してもらえるはずと考えております。
おわりに
予選グループも選手も日程も決まり、いよいよ後は試合が始まるだけとなりました。
運営としても、今大会では選手も視聴者もより楽しんで頂けるよう多くの工夫を盛り込んだつもりです。
大会当日、配信を見て、選手を応援して、楽しんで頂ければ嬉しいです。
大会の情報が気になる方は、Refunct日本コミュニティのTwitterアカウントから情報発信をしておりますのでぜひフォロー下さい。
RJCSを、今後もよろしくお願い致します。
ゲーム好きが高じてRTAをやり始めた人
運営活動とインディゲームとコントローラーが好き
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