せっかく〇〇の場合と付けて下さったので今更ながら続いてみたいと思います。
前回の『RTAを始めるために ~HiSTの場合~』も合わせてどうぞ!
あくまで私個人のやり方ですので参考までにどうぞ。
ゲームの決め方
私は新たにRTAを始める場合『自分のプレイスキルで出来そうなゲーム』を選びます。
自分が以前にプレイしていたゲームや、イベント等で見たゲーム、プレイしたことのあるシリーズなどから候補を選び、そこから自分の出来そうなゲームを決定します。
特に私の場合『フレーム技』『動きの固定化が必須の技』『手順の多いセットアップ』などが非常に苦手で、前情報でそれらがある場合は避けます。
私のメンタルはクソ雑魚ナメクジなので技が決まらないと通せないタイプのRTAは心が先に折れてしまう可能性が高いです。なのでタイムはどうあれ、通す事が簡単なゲームを選ぶ事が多いです。
最初の一歩
まずは自分の知識だけでタイマーを付けずに仮通しで走ります。
おおよその流れが分かったら実際にタイマーを付けて通します。区間練習とかしっかりやった方が良いのは分かりますが「ヒャッハー我慢できねぇ!」の精神で取り合えず通します。
当然ここで良いタイムが出るわけもなく、改善点が一杯です。そこで特に目立つ改善部分や、タイムに大きな影響が出る技を中心に練習します。
そして練習していると通しをしたくなり「我慢できねぇ!」の精神で通します。
そして改善点が……
こんな感じで『通し』→『改善点抽出』→『練習』→『通し』→『改善点抽出』→『練習』→『通し』とループしていきます。
壁にぶち当たるまではこれでタイムをドンドン縮めていきます。
始めたばかりのゲームであればRTAの練習だけでなく普通に遊ぶだけでも操作力が上がるのでとにかくゲームをしましょう!
壁にぶち当たったら
この段階に来たら他の走者の記録を見始めます。
特に自分が安定しない技や安定しないステージ、差が大きく出るステージなどに注目して見ていきます。
HiSTさんもおっしゃっていましたが、世界記録だけでなく旧記録や2位以下の記録も是非見ましょう!
また、そのやり方を盗むだけでなく、改良したりも当然ありです!
速くするだけが改良ではなく、安定性を求めるのも改良です。自分に合った改良をしていきましょう!
モチベーション維持
最後はモチベーションの維持になります。
私の場合は『目標タイムを設定する』ことでモチベーションを維持しています。
例えば現在の自己ベストが2:15:30だとしましょう。
その時の大きなミスの時間が合計で3分ほどあったとします。そうなれば2:12:30は出せない事も無いですが、目標を大きくしてしまうと中々達成できずにモヤモヤしてしまいます。
そこでまずはキリよく2:15:00を狙って達成をしやすくし、達成出来たらしっかりと喜びを噛みしめ次に繋げる。私はこのようにしてRTAをしています。
リセットの基準も目標タイムがあれば分かりやすくなるので設定しておきましょう。
もう1つモチベーションの維持があり、それは『放送中に出来れば1回は通す』という事です。
後半部分の練習も兼ねっていますが、取り合えず通す事で自己べは出なくても今日の成果として見ます。特にタイムが安定して速くなってきてるだけでも達成感はありますし、完走することで一段落出来るのでオススメです。
この二つが私のモチベーション維持になります。あくまで一例ですので参考までに!
おわりに
私はまだRTAを初めて1年半ほどでまだまだ未熟者です。
私が言いたいのは「RTAは面白いので是非チャレンジして欲しい」という事です。
特に、大きな目標を成し遂げた瞬間の感動と達成感は非常に凄まじく『RTAを初めて本当に良かった』と私は思いました。この快感を色んな人に味わって欲しいと思い、今回の記事を書きました。
ちなみに、私が大きな目標を達成した夜は眠れなくなり、お昼でも眠気が来ないぐらいテンションMAXになりました。(個人差有)
私のやり方は良い記録を出すには回りくどいやり方かもしれません。しかし、タイムを縮めていく楽しさを味わうには持って来いのやり方だと思います。
『RTAはゲームの遊び方の一つ』として楽しくプレイしましょう。
「ゲームが上手く無いから」と他の人と比べるのではなく、自分の目標のために走ってみませんか?
コメント