こんにちは、HiSTです。
今回は趣向を変えて、僕が新しいRTAを始めるときにしていることを書いていこうと思います。
この記事は以下のような方を対象にして、進めていきます。
・ゲーム画面を配信・録画できる環境がそろっている。
・RTAをしたことがある。
・なんとなくRTAっぽいことをしている。
0からRTAを始めてみたい!という方は、まず『RTAPlay!』というサイトを見てみてください。
タイマーの使い方や環境の作り方などが、とても分かりやすく解説されています。
ゲームの決め方
僕はRTAとして面白そうなゲームを選ぶことが多いです。
自分がプレイしていたゲームのRTAを検索して、これ面白そう!と感じるものを探しています。
RTA生放送中!やSpeedRunsLiveを見て、見たことないゲームから選ぶこともあります。
実際にRTAを始めると、練習から記録狙いまで長期間そのゲームをプレイすることになります。
その途中で投げ出してしまう…ということがないような選び方をするのがおすすめです。
情報を集める
プレイするゲームが決まったら、どのようにタイムを縮めるかを調べていきます。
これには様々な方法があるので、自分に合ったやり方を探してみてください。
ほかの人の記録動画を見てみよう!
走者が存在しているゲームの場合は、一番最初にやってみましょう。
案外、見よう見まねだけでもRTAぽい動きができる場合が多いです。
世界記録だけではなく、2位以下の記録や古い記録でも参考になる場合が多いので、時間の許す限り動画を見て勉強していきましょう。
解説動画をみてみよう!
ゲームによっては、解説動画が上がっていることがあります。
通しの動画に解説を付けたものから、技単独の解説までいろいろな動画があります。
古い解説動画でも、最新の記録動画と見比べて、技術の進化を感じてみるのも勉強になると思います。
解説ページを見てみよう!
Speedrun.comの個別ページには”Guides”という欄があります。
ここにはRTAを通すために必要な情報がまとめられています。
(画像は Minecraft: Java Edition – speedrun.com より)
英語で書いてありますが、今はDeepL翻訳など翻訳ツールがたくさんあるので、誰でも簡単に読み解けると思います。いい時代になりましたね。
ゲームによっては、個別で情報をまとめているサイトがあるので、一部紹介しておきます。
ゼルダの伝説シリーズ(海外)→ ZeldaSpeedRuns
スーパーマリオ64→ スーパーマリオ64RTAインフォ
SFC版ドラゴンクエスト6→ DQ6RTA実験室
更新が止まっている場合でも基礎知識の勉強になるサイトもあります。こちらも一部紹介します。
スーパーマリオサンシャイン→ マリオサンシャイン総合wiki
このようなサイト以外にも走者個人のブログなどで、チャートや攻略を書き残している方もいらっしゃいます。
SNSを活用しよう!
TwitterやDiscordで現役走者へ質問してみたり、情報交換を試みましょう。
丁寧な態度でコンタクトをとれば、大半の走者は答えてくれると思います。
Discordはゲーム・シリーズごとにサーバーが作られていることが多いです。
こちらもSpeedrun.comのDiscord欄からアクセスできます。
日本人向けのサーバーもたくさんあるので、走者に「このゲームのDiscordサーバーはあるんですか?」と聞いてみましょう。
ググっても出てこないことが多いです。Twitter検索なら出てくるかもしれません。
丁寧な態度で質問すれば、ほとんどの走者は答えを教えてくれます。
特に海外走者へ質問するのは勇気がいると思いますが、変な英語でも気にせず答えてくれるので、臆せず聞きに行きましょう。
もちろん自分で調べることも大事なので、頼りすぎには注意しましょう。
RTAGamersをチェックしよう!!!
これが一番大事ですね!
ツイッターをフォローして、更新情報を逃さないようにしましょう!
トライ&エラー
やり方がわかったら、試行錯誤を繰り返して上達していくだけです!
うまくいかないときは、現役走者のプレイを穴が開くほど見て、どこが違うのか探ってみましょう。
それでもわからなかったら、SNSで聞いてみましょう。
これは走者によって好き嫌いが分かれる部分ですが、練習段階から配信をするのをおすすめします。
些細なことでも記録を残しておけば、ミスをしたときやわからないところが出たときに、アーカイブを見て改善点を探れるのが強いと思います。質問もしやすいです。
RTA配信を見てみるとわかりますが、最上位プレイヤーでもうまく通せることはほとんどないです。
いわゆるリセゲーを積み重ねた結果、たくさんのやばい記録が生まれています。
いつか理想の記録がでることを夢見て頑張りましょう!
おわりに
RTAやってみたいけどハードルが高いなぁ…という声をよく見かけるので、この記事を書きました。
始めるためにやること自体は、簡単なことばかりだったと思います。
どんなことにも言えますが、最初からうまくできる人なんていないんです。
情報を調べて、練習をして、通してみる。この繰り返しでどんどんうまくなっていきます。
とりあえずやってみるのが大事です!
ぜひ皆さんもRTA走者になってみてください!
「名古屋RTA Meeting」主催
最近は、プレイヤーより解説や運営に携わることが多いです。
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