【RTAイベント紹介】INDIE Speedrun Summit I 【1日目】

RTAイベント

開催概要

INDIE Speedrun Summit I(略称:ISSI)は、インディーゲーム限定のオンラインRTAマラソンイベントです。インディーゲームは RTA in Japan などのオールジャンルRTAイベントだとメジャータイトルの影に隠れがちですが、本イベントでは登場タイトルが全てインディーゲームなので全員主役として活躍できる新たな試みとなっております。

開催日時  :
1日目 6/19(土) 12:00 – 24:00
2日目 6/26(土) 12:00 – 24:40
※週を跨いでどちらも土曜日に行われます!
配信場所  : https://twitch.tv/ome_speedrun
スケジュール: https://oengus.io/marathon/issi/schedule
公式Twitter : https://twitter.com/ome_speedrun
ハッシュタグ: #ISS_I

 

以下で採用された全作品の紹介や意気込みを参加者ご本人から頂いておりますので、お読みになって興味がわいたゲームはイベントで見てみるのも買って遊んでみるのもどちらもオススメです。

※本記事はイベント1日目の紹介記事になります。
イベント2日目の紹介記事リンクはこちらです。

【RTAイベント紹介】INDIE Speedrun Summit I 【2日目】
開催概要 INDIE Speedrun Summit I(略称:ISSI)は、インディーゲーム限定のオンラインRTAマラソンイベントです。インディーゲームは RTA in Japan などのオールジャンルRTAイベントだとメジャータイトル...

採用作品紹介(1日目)

ゆめにっき

(画像は「ゆめにっき Steam公式」より引用)

カテゴリ: Any%
走者  : 猫押
出走予定: 12:00

採用作品紹介

『とても暗い雰囲気の、夢の中(という設定)の世界を歩き回るゲームです。 特にストーリーや目的はありません。歩き回るだけのゲームです。』 (公式HPより引用)

「RPGツクール2003」で制作された、2004年公開のフリーゲームです。 主人公の少女が自身の夢の中を探索する。 ただそれだけのゲームであり、特に目的などはありません。 世界観や設定も殆ど明かされず、更にはセリフやテキストも極々最小限しかない、謎の多いゲームとなっています。

夢の世界は千差万別な場所(マップ)が複雑に繋がっており、不気味な場所から非現実的な場所、目印も見当たらない空っぽな場所、あるいは温もりを感じる場所まで様々です。 それらを演出する奇抜なアートスタイルも、このゲームの特徴の一つです。 夢の世界の生き物・風景・聞こえる音、それら全てに対して、プレイヤーの数だけ様々な解釈が生まれ、それぞれの結論に至る作品と言えます。 意味があるのか無いのか、それすらも分からない「謎の塊」という概念を提供する本作は、後世のインディーゲームシーンを中心に国内外問わず影響を与えています。

RTA的な見所、意気込み

元々ゆっくりと歩き回るゲームであり、主人公の移動速度も遅いのですが、バグ技を駆使して爆速で夢の中を駆け抜けていきます。 ゲームの性質上運要素も大量に存在する為、そこでしっかり良い乱数を引けるかどうかも当日までのお楽しみです。

RTA 1n Kagawa Onlineでは ゆめにっき を元ネタとした派生作品で走りましたが、今回は本家です。事故想定でESTを長く取りましたが、事故らないように頑張ります。

 

ネバエ(Nevaeh)

(画像は「ネバエ(Nevaeh) Steam公式」より引用)

カテゴリ: Any%
走者  : ろっぷらいと
出走予定: 12:30

採用作品紹介

モノトーンの世界とどこかゴシック感のある少女が相まってかわいい雰囲気のゲームになってます。ゲーム性はみんな大好き光と影を使ったアクションパズルです。加えて、登場人物のセリフに一切文字を使わず絵で表現されるのも魅力的です。

RTA的な見所、意気込み

ネバエをプレイしたことがあるひとをみてるとネバエに関してパズルと感じるひとたちが多い印象がありますが、RTAでは思いっきりアクションなところ。

ゆめにっき、不思議な夢の海のとばりと豪華な作品に挟まれた1日目2番手でだいぶ怖いですが念入りに準備して望みたいと思います。

 

不思議な夢の海のとばり

カテゴリ: Any% Normal Ending
走者  : somo
出走予定: 13:30

採用作品紹介

2018年冬に「ですのや☆」から発売された2Dアクションゲームです。2020年7月にsteamでも販売開始されました。敵を杖でポコっと叩いて魔法を奪い、奪った魔法で攻撃したりギミックを解いたりしてステージクリアを目指します。 可愛いキャラクター、素敵なBGM、多彩なギミック等が魅力です。

RTA的な見所、意気込み

壁抜け等目立ったグリッチは無いですが、短縮要素は色々あるのでそれらを駆使しつつこのゲームの面白さを伝えられるよう頑張ります。

 

Carto

(画像は「Carto Steam公式」より引用)

カテゴリ: Any%
走者  : シカダ
出走予定: 14:45

採用作品紹介

『Carto』は、パズルピースのような地図の欠片を自由に繋ぎ合わせて冒険する、新感覚パズルアドベンチャーゲームです。可愛らしいグラフィックや温かな物語も相まって、優しい気持ちになれます。ヒーリングミュージックを彷彿とさせるBGM、個性豊かなフレーバーテキストも注目ポイントです。

RTA的な見所、意気込み

ランダム要素はそれほど多くないため、素早く正確なパズル操作が求められます。また、グリッチに関してはピクセル・フレーム単位の操作をしなければならないため、一発で決められるかにも注目です。本番では自己ベストを更新できるようにがんばります!

 

Gorogoa

(画像は「Gorogoa Steam公式」より引用)

カテゴリ: Any%
走者  : Snafful
出走予定: 16:20

採用作品紹介

拡大縮小等で絵柄を組み合わせて解法を見つけていくパズルゲームです。独特でユニークな雰囲気、独創的なパズルにご注目。

RTA的な見所、意気込み

どれだけ効率的にパズルを動かせるかがカギとなります。致命的なミスだけは避けるよう頑張ります!

 

Biblinthus

(画像は「Biblinthus Steam公式」より引用)

カテゴリ: Any%
走者  : seri
出走予定: 16:50

採用作品紹介

「PlatineDispositif」製作、2015年にリリースされた、「手動生成ダンジョンゲーム」(公称)です。 ローグライクと落ちものパズルを合わせたような設計で、手動で回転可能な空間に指定された床パネルを詰まないように配置しながらダンジョンを形成し、深層を目指して行きます。 プレイするたびに異なるマップ構成で、毎回違った展開が楽しめます。安定プレイ、早解き、スコアタなど様々なプレイスタイルにも対応しています。

RTA的な見所、意気込み

落ちてくるパネル、出てくる敵、手に入れるアイテムなどがランダムで、その場その場での素早い判断力が重要です。一手の読み間違いが詰みに繋がることも少なくありません。 アイテムを探索・厳選すれば打開率は上がりますが、RTAでその余裕はありません。 一発打開できる確率は3~4割ほどです。是非お祈りをお願いします。

 

Chinatris

(画像は「Chinatris Steam公式」より引用)

カテゴリ: All Levels
走者  : Shino.(紫乃)
出走予定: 17:30

採用作品紹介

中国産インディゲームパブリッシャーのGamera Gameが発売した、漢字を組み合わせて新たな漢字を作る落ち物パズルゲームです。全編中国語ですが、言われている内容は何となく分かりますし、普段全く見ないような漢字と出会えるのも見どころの1つです。

直感で遊べるゲームながら、見た目とは裏腹に難易度が高く、クリアには記憶力と漢字の処理能力が求められます。この難易度の高さからSteamでの日本人のレビューは概ね不評ですが、このイベントを機に日本の皆さんにChinatrisの面白さをお伝えしたいです。

RTA的な見所、意気込み

「ノルマ以外の漢字は消えない」という仕様のため、不要なツモ(漢字)をどう処理するかがRTAにおける腕の見せ所です。また、欲しかった漢字をうっかり上下左右に吸われてしまう事故をいかに防げるかにもご注目ください。

Chinatrisは中国語名を「一字不落」と言い、日本語に訳すと「一文字も取りこぼさない」という意味です。徳を高めて欲しいツモを引き寄せ、タイトル通り一文字も無駄にしないような走りをお見せできればと思います。

 

ローション侍

(画像は「ローション侍 Steam公式」より引用)

カテゴリ: ALL Levels(NORMAL+EXTRA)
走者  : Harutomo|はるとも
出走予定: 18:20

採用作品紹介

ローションを出す体に改造されてしまった信長が滑りを活かして奮闘するゲーム….という内容はさておきシンプルな操作ながら奥が深いゲームです。

RTA的な見所、意気込み

潤滑なプレイができるようにがんばります。

 

Nippon Marathon

(画像は「Nippon Marathon Steam公式」より引用)

カテゴリ: Full Marathon
走者  : はるかぜ
出走予定: 18:50

採用作品紹介

Nippon Marathonは、遊べるバカゲーという感じのゲームです。少し練習すれば1位を取るのも特に難しくなく、気軽にできるのがいいところです。また、多人数対戦もできるようになっており、オフラインマルチプレーも可能となっております。1人でも楽しめるし、多人数でも楽しめる、とても面白いゲームだと思います。そして、BGMがとても良いので是非耳を傾けてください。

RTA的な見所、意気込み

このゲームのRTAは、AIの動きやミニゲームの有無によって大きくタイムが変わります。特に、仕切り直しの際のミニゲームによって20秒から1分のロスになるので、ミニゲームが出ないようにという祈祷力が試されます。また、極力仕切り直しを起こさないために敵の感覚の調整も見どころです。

 

Into the Breach

(画像は「Into the Breach Steam公式」より引用)

カテゴリ: 4-Island% (Rift Walkers)
走者  : BYTEE
出走予定: 19:50

採用作品紹介

Into the Breachは、2018年にSubset Gamesから発売された、ターン制ストラテジーゲームです。本作のターンは必ず敵側から始まり、まず敵ユニットが移動と攻撃予告を行います。敵攻撃の予告と実行の間でプレイヤー側のターンとなり、そこでプレイヤー側が移動・攻撃し、敵ユニットへの対処を行います。本作の最大の目標/目的は、攻撃時のノックバック等を駆使して敵ユニットからの被害を最小限に抑える事であり、このゲームシステムはよく”詰将棋のよう“と評されます。

また、プレイヤー側は大抵、絶妙に不利な状況に置かれますが、ほとんどの場合で不利を覆す事が可能なゲームバランスであり、そうした起死回生の一手を導き出した瞬間の解放感・達成感が本作の魅力です。

RTA的な見所、意気込み

本作でプレイヤーが攻略してゆくマップは全てランダム生成されるため、通常プレイであっても各マップ・各ターンの状況は全て初見であり、完全パターン化の攻略(俗に言う”詰めエムブレム“)は不可能です。そうした中で、RTAではいかに素早く毎ターンの判断を下せるか、更には毎ターンの行動をいかに迅速・正確に入力できるかが重要であり、見どころでもあります。 このようなイベントの出場は初めてですが、平常心を保ってベストなプレイをお見せできるよう、頑張りたいと思います。

 

Diadra Empty

(画像は「Diadra Empty PSStore公式」より引用)

カテゴリ: Natural Level
走者  : むんべちゃん
出走予定: 20:50

採用作品紹介

2008年にサークル『ふろーずんおーぶ』から頒布された、横画面の任意スクロールシューティングゲームです。今回プレイするPS4版は、原作をベースにバランス調整や、ワイド画面への対応をしたバージョンとなります。淡く美しい色使いで表現された広大な大空を、自機である少女と小竜が超高速で飛び回る姿や、フィールドを埋め尽くす大量の敵と弾幕を掻い潜りながら次々に敵を倒していく爽快感、疾走感が魅力のゲームです。


また、フリー素材を集めたとは思えないほど、神秘的かつ透明感にあふれた、ゲームのイメージに合っているBGMも聴き所です。

RTA的な見所、意気込み

初見では伝わりにくい要素なのですが、極限まで突き詰めた敵出現位置への移動と速攻、敵ボスへの接近。ステージ間での装備強化を必要最低限に抑えたパターンと、考え抜かれた強化順が見所です。コンティニュー不可の中、ギリギリまで攻めたいと思います。

 

秘封ナイトメアダイアリー ~ Violet Detector.

カテゴリ: Any% Glitched
走者  : まろん, ユートロピー
出走予定: 21:30

採用作品紹介

同人ゲーム「東方Project」シリーズの第16.5弾となるゲームです。 夢の世界で弾幕攻撃を仕掛けられた主人公「宇佐見菫子」が、超能力を駆使して弾幕を避けつつ、 SNS映えする写真を撮って敵を倒していきます。 各ステージは、敵の写真を1枚以上取りつつ敵の体力を削りきるとクリアとなります。

普通に移動して弾を避けるだけでなく、超能力でワープしたり、写真撮影で弾を消したりできるのが このゲームの特徴的な部分です。

RTA的な見所、意気込み

一見回避不可能な弾幕を超能力で突破していくところ、
難しい弾幕も事前のパターン構築により短期撃破していくところが見所です。
バグも使って短時間クリアを狙います。

弾幕に突っ込んでギリギリのところを避ける様をお楽しみください。
たぶん本番は手が震えて大変なことになっていると思いますが、
できるだけ被弾を抑えて記録更新も狙っていきたいと思います!(ユートロピー)

38分切りを目指して頑張ります。
未プレイの方には、どんどんステージクリアしていく爽快感を感じてもらって、
既にプレイした方からは、こんな倒し方もあるのかと思ってもらえると嬉しいです。(maron)

 

Mineirinho Director’s Cut

カテゴリ: Any% – Director’s Cut
走者  : やまなる, きせあき
出走予定: 22:40

採用作品紹介

一世を風靡したあの、LSDriver1,2を世にはなった漢の作った、感動の超大作マイナーウルトラアドヴェンチャー。しかし、謎の販売停止によりLSDriverと共に日の目を浴びることはなくなってしまいました・・・。

ところがどっこい、世界中の悲願がかない、マイナーウルトラアドヴェンチャーは復活を遂げました。完全版として再販されたのがこの作品!マイナーウルトラアドヴェンチャーDirector’s Cutなのです!LSDriver1&2もよろしく!

なんと、オープニングによるシナリオ解説が入り、前回までは薄暗かったグラフィックを見やすいように明るめになるなど遊びやすくなって帰ってきました。更に、Steamのリモートプレイ機能対応で、二人同時プレイも可能に!みんなと遊びたい時はこれ一択だね!LSDriver1&2もよろしく!

不思議な世界観と奇特なデザインではありますが、操作性の良さ。マップには遊びを散りばめられた、子供の宝箱のような楽しい世界が広がっています!クソ安いから遊んでみましょう!LSDriver1&2もよろしく!

RTA的な見所、意気込み

RTAの醍醐味である、バグ、ショートカット、スピード感。
全てを兼ね揃え、最後には巨大なボスとの決戦という激アツプレイがRTAの見所。
ゲーム開始数秒から圧倒的な跳躍力で敵を利用しステージの終盤まで飛んだり、無限の跳躍力を発動し壁をよじ登ったり、斜面をハイスピードに滑りきり、加速感を体感。
きっと、どれかのステージでもテンションが上がるはず!

日頃のストレスも、このゲームを見て興味を持ち、遊ぶことでなんか吹き飛ぶと思います。
いい息抜きにも最適だね。外見にとらわれない素養を鍛える良いチャンスを皆さんに提供したいです。(やまなる)

 

CUPHEAD

(画像は「CUPHEAD Steam公式」より引用)

カテゴリ: All flags,12,1.1+,Regular
走者  : 忍冬
出走予定: 23:05

採用作品紹介

こだわり抜かれたカートゥーンのグラフィック、ジャズ音楽、演出から成されるどこか懐かしい世界観!そしてそれを長く楽しむことができる初見難易度!難しいだけでなく、何度も挑戦したくなるような魅力がこのゲームには詰まっています。

RTA的な見所、意気込み

時には身を削りながらでもタイムを縮めるハラハラ感!記録狙い時と同様、一度も落ちないようにがんばります。

 

終わりに

インディーゲームのRTAイベントということでなかなか新鮮なラインナップに感じられた方は多いのではないでしょうか。「こんなゲームがあったんだ」という発見ができるのもRTAイベントの楽しみの一つですが、ISSIはさらに多くの新発見を提供できるイベントです。

走者の皆さんのインディーゲームに懸ける熱い走りと思いを是非Liveでご覧になってください!

イベント2日目の紹介記事リンクはこちらになります。

【RTAイベント紹介】INDIE Speedrun Summit I 【2日目】
開催概要 INDIE Speedrun Summit I(略称:ISSI)は、インディーゲーム限定のオンラインRTAマラソンイベントです。インディーゲームは RTA in Japan などのオールジャンルRTAイベントだとメジャータイトル...

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