【ゼノブレイド2本編/黄金の国イーラ】強制落下死コマンドと応用技の紹介

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はじめに

2017年12月1日にNintendo Switch用ソフトとして発売された『ゼノブレイド2(以下本編)』と本編の前日譚として追加されたストーリー『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ(以下イーラ)』には、なぜかいつでも落下死することができるコマンドが存在します。このコマンドを応用すると、RTAにも用いられるバグ技を発動させることができます。
本記事では、そんな不思議なコマンドの概要とバグ技の紹介します。

強制落下死コマンドとは?

先ほど紹介した、いつでも落下死することができるコマンドは強制落下死コマンドと呼ばれています。ネット記事にもなったことがあるので知っている人も多いかもしれません
AUTOMATON様で紹介された記事

これは、コントローラーの「L」「R」「ZL」「ZR」「X」「十字キー下」ボタンを5秒以上押し続けると発動します。
ただし、コマンドを発動しても落下死モーションになった後に、直前に通過したスキップトラベルに自動でワープしてしまいます。

特定の条件下でコマンドを発動させる

ただ落下死するだけのコマンドも、特定の条件下で発動させると、違った挙動を見せるようになります。実際に発動させるとこのようになります。

先ほどと違い、画面暗転後も落下死モーションのままでした。
この状態にするためには3種類の方法があります。

コマンド入力し続ける

コマンド入力を開始してから暗転後の画面復帰まで入力し続ける、これだけです。
先ほどの動画もこのパターンになります。
入力が途中で切れてしまうと失敗してしまうので6つのボタンを頑張って押し続けましょう。

スキップトラベル先決定の暗転に合わせる

この動画のように、スキップトラベル先決定後の暗転に合わせる方法です。
選択肢を「いいえ」にした状態で十字キー下ボタン以外の5つのボタンを押し、その状態で十字キー下ボタンを押すと選択肢が「はい」に移動するので、移動してから約3秒後に決定すると成功しやすいです。

キャンプ終了時の暗転に合わせる

この方法はイーラ限定になります。キャンプというシステムが本編にはないためです。
原理はスキップトラベル先決定のやり方と同様です。

なお、パーティメンバーが1人だけの時に行ったり、タイミングがずれてたりすると、ゲームがクラッシュする恐れがあります。

落下死モーションを解除する

落下死モーションを継続することはできても、このままでは動くことができません。落下死モーションを解除するためには、さらに手順を踏む必要があります。

その方法は、敵と戦闘を始めることです。敵を倒す必要はなく、即退却してかまいません。
すると、落下死モーションが解除され、動けるようになります。

また、イーラ限定になりますが、フィールドで操作キャラクターを入れ替えることでも落下死モーションを解除することが可能です。

落下死モーション解除後の挙動

落下死モーションを解除するといつも通り動けるようになりますが、ジャンプする or 高いところから落下するとさらに不思議なことが起こります。

なんと、キャラクターがホバーしてしまいました。
RTA走者の間では、これをゾンビホバー(Zombie Hover)と呼んでいます。

ゾンビホバー状態になると、次のことができるようになります。

落下ダメージを受けてもHPが0にならない

ゼノブレイド2は一定以上の高さから飛び降りるとHPが0になってしまいますが、ゾンビホバー状態になればHPが必ず1残るようになります。
RTAでは、マップ移動時のショートカットに用いられています。

床を抜けることができる

ゾンビホバー状態で壁に向かってスティックを入れ続けると床を抜けることができます。
正確には、ゾンビホバー状態でスティックを入れ続けるとキャラクターに速度がたまり、たまった速度と床の形状がかみ合うと抜けることができます。

なお、床を抜けた後に地面があるとは限りません。場合によってはエリア外判定がないこともあり、限りなく落下してしまうこともあります。その際はHOMEボタンからリセットしてください。

無限にジャンプできる

こちらはイーラ限定技になります。

ジャンプ→切替→ジャンプを素早く繰り返すことで無限にジャンプすることができます。これを利用して空を飛びます。
RTA走者の間ではこの技をゾンビジャンプ(Zombie Jump)と呼んでいます。

セットアップは以下の通りです。

  1. 操作キャラクターをブレイド(動画の左下にある顔アイコンが2つ重なっている方を上)にする
  2. キャンプを利用し、操作キャラクターをゾンビホバー状態にする
  3. ブレイド2人目(重なって隠れているアイコンの方)を操作キャラクターにする
  4. キャンプを利用し、2人目もゾンビホバー状態にする
  5. 落下死モーションを解除する
  6. ジャンプ・ブレイド切替を繰り返し、上昇する

筆者の体感ですが、5~7F(約0.1秒)ごとに交互にジャンプ・切替を行うと上昇しやすいです。
入力が速すぎても遅すぎても上昇することができません。ちょうどいいタイミングでジャンプ・切替を行う必要があります。
また、スティック入力をするとその方向に移動することができます。といっても、スティックを入力した方向に向かってジャンプするという性質を利用したものなので、スティックを入れた状態でひたすらジャンプ・切替を行う必要があります。

RTAでは、ラストダンジョンを抜けた先にあるスキップトラベルポイントに向かうことで、ラストダンジョンをスキップするために使用します。ポケモンで例えると、あらかじめポケモンリーグに到着することで、チャンピオンロードを攻略せずいきなりポケモンリーグに空を飛べるようになる、ということになります。

なお、ゾンビホバー状態はスキップトラベルや全滅などでロードさせたり、ゲームを再起動したりすると正常な状態に戻ります。

最後に

本記事では、ゼノブレイド2本編及び黄金の国イーラで発動することができてしまう強制落下死コマンドと、それを用いたバグ技を紹介しました。どれも比較的簡単に行うことができ、それでいて非常に強力な効果を持っています。ゼノブレイド2をお持ちの方はぜひお試しください。

なお、バグ技を用いたために生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
必ず自己責任で行ってください。

※ 記事中のゲーム映像は筆者が撮影しました。

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